フランクリンメソッド 「膝」のワークショップを開催しました。

4月26日(木)に1時間半の「膝」をテーマにしたプチワークショップを開催しました。

中高年の4人に一人は膝に何らかの痛みを抱えていると先日TV番組で見ましたが、将来にわたって膝関節を健全に保つためにその構造や正しい動き方を知っておく事はとても大切です。

将来、私たちの「膝」は痛みを抱える運命にあるのではなく。本来は「立つ、歩く、座る」など、日常動作をスムーズにしてくれる便利に働く関節なのです。そしてとても頑丈で、柔軟性に富んだスーパー関節です。(^_^)

 

クラスでは最初に膝の構造を骨模型と小道具とご自分の膝を触りながら確認していきました。

「膝はどこから曲がる?皆さんココと思われるところに指をおいてみて!」改めて問われると案外あやふやだったりしませんか?

 

変形性膝関節症の誤解
参照:聖路加病院 健康講座「ひざの痛み」
膝の構造
参照:聖路加病院 健康講座「ひざの痛み」

 

 

「フランクリンメソッド 」を使った教授法では関節内の複雑な動き(関節包内運動)も小道具を利用したり、イメージしやすい手の動きに変換しながら体で体現する事によりすぐに良い変化を感じることができます(フランクリンメソッドではこれをダイナミックイメジェリーと呼んでいます)。下はクラスで使用した小道具の一部。↓

 

フランクリンメソッド

 

まずは膝の構造と役割について骨模型を使って確認↓

持っているのは右脚の大腿骨です。

フランクリンメソッド

 

小さくて分かり難いですが右手に持っている物が膝蓋骨(膝のお皿)です。

膝蓋骨もとっても大切な役割を担っています。

骨の巧妙なデザインが膝関節をいかに効率的に動かすかを知ると「膝!ありがとう」って思いになりますよー。♡

フランクリンメソッド

 

膝の曲げ伸ばしの際に大腿骨、スネの骨(脛骨:けいこつ)はどんな方向に動き合うかをペアになって体現中のところ↓。膝関節が摩耗せずスムーズに動くのは関節を挟む骨同士が互いに相関して動くからです。☆彡

フランクリンメソッド

 

最後は皆さんで歩きエクササイズ前後の膝の動きの違いを実感していただきました。

「頭」で理解し「体で感じる」事は体に良い変化をもたらせるためにとても有効な道筋です。その際にフランクリンメソッド が提唱するダイナミックイメジェリーを用いると変化を効果的にもたらせてくれます。

実はピラティスのレッスンでも同様にイメージを使った教授法は随所に利用されクライアントの動きの質の向上に欠かせません。「背骨をチョコレートが溶けていくようにマットに横たえて!」「鼻先でビー玉をコロンと転がして!」などなど。。。

今後もこのようなワークショップを開催していきたいと思います。

皆様、お気軽にご参加ください!

 

フランクリンメソッド エジュケーター 津田